参加カテゴリー：スーパースポーツTTクラス

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皆様のご協力、ご声援のおかげでマン島TTレースを終えて、日本に帰って来ることが出来ました。

まずは決勝レースヒート２にて転倒リタイヤし、完走出来なかったことを

お詫びいたします。申し訳ありませんでした。

その中でも、2度の転倒で無事に帰って来ることが出来たのは、皆様の応援があったからです。

本当に感謝しています。ありがとうございました！

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初日の転倒は、集中力を欠いて転倒してしまったのだと思います。
走行タイムの短縮の為に、1周でも多く走りたいという「欲」と、マンクスGPを含めて４年目TTコースを走ったという「経験」が自信となり、多少の疲れを感じてはいましたが、もう1周！と走り続けました。
その最終周に、自分が思っている以上の疲れが集中力を鈍らせ、道路上の少しの汚れに気付かずにその上を走り、転倒したのだと思います。
自分の状態を冷静に把握して、走行をやめる判断が出来ませんでした。
転倒して初めて自信ではなく、過信であったと気付きました。

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転倒後の初走行は、レースに復帰できる嬉しさと、よりリアルに感じる死の恐怖とで複雑な気持ちでした。それは、初めてマン島レースを走った時の感覚と同じでした。「初心に帰れ」と教えてもらった気がしました。
そして、マン島レースを走ることが出来る「皆様への感謝」の気持ちが今まで以上に湧き上がり、決勝レース　ヒート1を完走出来ました。

決勝レース　ヒート2の2度目の転倒は、自分の気持ちを抑える事が出来ず、自分の「欲」である、走行タイムのアップを狙った結果だと思います。

ヒート１の結果を気にして「来年の出場権を得る為には、タイムアップしなければいけない」と強く思い、焦っていたと思います。初日の転倒で気付いた事を忘れたわけではありませんが、追い詰められていたのかもしれません。
「速く走りたい」という方向に偏り過ぎて、「皆様への感謝」と「今出来る事を全力でやれば、結果は後からついてくる」という今までのスタンスが薄くなっていたのだと思います。

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　どんなレースでも「レースの魔物」がすーっと入ってくる時があります。
そんな時にうまくいかなくなったり、結果が出なかったり、転倒したりすると、「集中力が足りないんじゃないか。もっと集中しろ」と思ったり、周りから言われたりして、さらに集中しようとしますが、集中しようとすればするほど「レースの魔物」は遠ざかることはなかったりします…
万障繰り合わせてスタートグリッドに立っていること、レースを走れることへの「感謝」と「今出来る事を全力でやれば、結果は自分の器に見合ったものがついてくる」と信じること、それが唯一レースの魔物が遠ざかっていくことだと、初めてのマン島レースから毎戦終了時に感じるこのことを、改めてつかみ直しました。
 

　３０年のレーサー人生の中で得た「結果がすべての世界だが、結果以外にも大切なことがある」その大切なものが何なのか、自分の生き方はこれでいいのか…TTレースに出場したら確認できると、諦めかけていたTTレースチャレンジの灯がともったことを、今年のレースで思い出しました。
TTレースではレーサーであれば当然であり、求められる「速く走りたい」という欲との戦いで、速く走るだけでなく「クレバー」に走ることが重要だと再確認しました。
 

もちろんハードウェア(バイク)の優劣も大事なファクターですが、それだけで勝敗が決まるものではなくて、TTレースはソフトウェア(マンパワー)の割合が多いのだと思いました。だからこそ可能性を秘めているのだと。

他者との勝負ではない。自分と向き合うこと、信じることなんだと。

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日本に帰って来て、皆様からメールやメッセージで、「無事に帰って来ただけで良かったよ！」　と温かい言葉をいただき、涙が出るほど嬉しかったです。

今年のTTレースにご協賛いただきました、168名の個人スポンサーの皆様、本当にありがとうございました。

そして、ご協力いただきました企業様にも感謝の意を表します。
(有)三蔵（美蔵、しなの、カパンナ）
(株)アライヘルメット
ケーディーシー・サービス
セクレテール
べスラ株式会社
MOTUL
株式会社ケーヒン
Factory Kondo
RiDER★GRAPHiX
有限会社　アールエーシー
アールケー・ジャパン株式会社
(株)エヴォルテックジャパン
モトショップ　ヨシハル
J カスタム
G☆WORKS
K－CROSS
(有)バイクショップハラグチ
Light Drop　光のしずく
MCRガレージ
ガジェットデザイン
ハイパープロ・アクティブ
にじいろ鍼灸接骨院
狭山ヶ丘東口整形外科
株式会社　三木鉄工
全日本モーターサイクルクラブ連盟　MCFAJ
ありがとうございました。
m(_ _)m

Masayuki and his staffs came back to Japan 
after TT races I.O.M.

They had some valuable experiences on TT races this year.
For the future they will push forward their goal with many supporters and 
cpmanies sponsors’ mind.
Thank you for 168 private supporters 
and companies sponsors.

Mikura (restaurants management)
Arai helmet
KDC service
SECRETAIRE
VESRAH Co., Ltd. 
MOTUL
KEIHIN
Factory Kondo
RiDER★GRAPHiX
RAC
RK Japan Co., Ltd.
Evoltech Japan 
Moto shop YOSHIHARU
J・custom
G☆WORKS
K－CROSS
Bike shop HARAGUCHI
Light Drop(Hikari no Shizuku) 
MCR Garage
Gajet design 
Hyper Pre Active 
Niji-iro Acupuncture and moxibustionbonesetter’s.
Seyamagaoka-Higashiguchi orthopedics.
Miki ironworks Co., Ltd
Motorcycle Club Federation of All Japan

 

Thank you.

マン島ライダー　山中正之